浜坂駅付近で地元の人と話してみますと、「えっ、その記事、見たよ!」と、ひと言。
どうやら、前回の兵庫5区巡りの記事を見てくださったそう。しかも、「いまから豊岡まで行くんやけど、乗っていくか?」という声までいただき、車で案内してくださることになりました。

豊岡に向かう前に連れてきてもらったのが、新温泉町の諸寄(もろよせ)漁港。「ここからもうちょっと行ったら鳥取やで。今日は雪も降ってないし、風もないし、波がおだやかやわ」と説明してくれました。

そうなんです。朝来市や養父市、さらに、このあと通る道のほうが、日本海に面した諸寄漁港よりも雪が積もっていました(地形や風向きによっても積雪量は変わるそうです)。

その後、香美町の余部鉄橋の近くを通り、香住漁港に行きました。そこで「ここがカニがいっぱい水揚げされるところやで」と案内を受け、地元の人がよく行くという、新鮮な魚でつくる定食屋さんでお昼にすることにしました。
そして、豊岡市に入り、日本海の海沿いにある小さな漁村を通ったときに言うてはりました。
「私の知り合いや友だちのほとんどが、漁師や農家です。もちろん、良いこともあるけど、大変なこともある。このあたりには若い人があまりおらず、雪で孤立してしまうおじいちゃん・おばあちゃんの“村”もある(※)。だからといって、こっちのことばかりでもあかん。広い兵庫5区、それぞれの事情をわかってもらえたらなと思うわ」
(※)兵庫県に現在、村はないが、地域の人の表現をそのままいかしました。








