兵庫県の斎藤元彦知事が19日、ラジオ関西の生放送番組に出演し、兵庫県の2026年度予算案について説明した。「『躍動する兵庫』希望をつなぐ、未来をつくる」を目指し、5つの重点項目を掲げ、県政を推進していく方針を打ち出している。

重点項目は「若者の可能性を拓く」「安全安心な暮らしを守る」「地域活力を底上げする」「自然との共生を深化する」「県政基盤を強化する」の5つ。
「若者の可能性を拓く」では、県立学校の体育館や食堂にクーラーを設置して、猛暑が続く夏でも快適に学ぶことができるよう教育環境を整備する。電気代が高騰してもクーラーを使えるよう、光熱費も予算を増やした。
兵庫県内在住者に対する県立大学の授業料などの無償化を全学年に広げるほか、私立学校への支援も実施する。通学路のカラー舗装もすべて塗り直して、子どもの登下校時の安全を確保する。子どもたちが夏休みにスポーツを体験する「プレミアムスポーツサマー」を開催し、キャッチボールからバスケットボール、ダンス、水泳などに触れる機会をつくる。
総務省が発表した住民基本台帳移動報告では、大幅な転出超過が続いていた兵庫県は、前年から5000人以上転出が少なくなった。改善幅では全国で1位となっており、とくにファミリー層と20代が大きく改善している。まだ転出者は2000人いるものの、知事は「兵庫には豊かな自然があって住みやすく、公立私立の教育環境も充実している。兵庫県で子どもを生み育てやすい環境づくりを整えていくためにも、若者やZ世代への施策をしっかりとやっていくことが大事だと思っている」と話している。







