「日本さくら名所100選」の桜に名物グルメ… 島根県雲南市で出会う“春のお楽しみ”いろいろ

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 島根県東部に位置し、松江市と出雲市に隣接する雲南市。春に向けて、さまざまな“楽しみ”があるという。

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【桜】

 市内のいたるところに桜の名所が点在し、春にはまち全体が淡いピンク色に染まるため、“桜のまち”として知られている雲南市。代表格は「日本さくら名所100選」に選ばれた斐伊川堤防桜並木。約2キロにわたって続く桜のトンネルは圧巻。加えて、三刀屋川河川敷の桜並木や樹齢300年以上と伝わるしだれ桜、珍しい緑色の桜「御衣黄」など約3か月にわたりさまざまな品種が咲き誇る。

【桜まつり】

 4月下旬頃まで開催。4月4日(土)・5日(日)は、JR木次駅周辺を会場にメインイベントを予定。地元ならではの味覚を堪能できる「雲南食堂」のほか、「お花見ドライブツアー」「お花見人力車」も運行するとか。

「日本さくら名所100選」に選ばれた斐伊川堤防桜並木
オープントップバスによる「お花見ドライブツアー」

【歴史と自然】

 ヤマタノオロチ神話をはじめとする伝説が数多く残る土地として知られており、神話に基づく神楽も盛んで、日本古来の鉄づくり「たたら」の中心地として栄えた歴史を持つ。人と自然が共存する持続可能な産業文化は日本遺産にも認定されている。また、滝の裏側に入ることができる「龍頭が滝」をはじめ美しい棚田やホタルが飛び交う清流など、豊かな自然景観も見どころのひとつだ。

【観光列車・あめつち】

 普段は山陰本線を走るが、月に数回だけ木次線へ乗り入れるという。宍道駅から出雲横田駅までの区間では地元ガイドが同乗し、沿線の魅力を紹介。停車駅での出迎えや住民の手振りなど、地域ぐるみのもてなしもある2026年最初の木次線運行は3月22日(日)。

観光列車「あめつち」(写真提供:JR西日本)

【尾原ダム】

 平成24年に完成。治水や水道用水の供給などを担う重要な施設でもあり、観光地ともなっている。県内最大級の規模で、水中放流方式を採用するなど技術面でも注目されている。島根県内唯一の常設ボートコースや、中国地方最大級の公認自転車競技コースなどを擁する。

島根県内最大級の規模の尾原ダム

【焼きサバ】

 同市の名物である。冷蔵技術が未発達だった時代、日本海で水揚げされたサバは雲南市木次町付近が生のまま運べる限界地点だったため、この地で焼いて保存加工されたのが始まりとされる。一本丸ごと串に刺し、背開きにして強火で焼き上げる豪快な調理法が特徴。身をたっぷり使った「焼きサバ寿司(バラ寿司)」も、優しい味わいの伝統食として親しまれている。

焼きサバ(イメージ)
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