

ゲノム解析研究により2021年に日本固有種と認められた鳥も紹介。キジ、ホントウアカヒゲ、オリイヤマガラ、オガサワラカワラヒワ、リュウキュウキビタキの5種をまとめて観察できる貴重な機会だ。さらに、「サギ類の多様な採食方法」「カッコウの托卵で宿主は滅びないのか」などについて説明する23の「鳥のひみつ」コーナーも設け、鳥の行動や適応の仕組みをひもとく。動物生態イラストで人気のイラストレーター・ぬまがさワタリさんがイラストを描いた、鳥の生態について分かりやすく解説したパネルにも注目だ。
大きな見どころは、史上最大級の飛翔鳥類ペラゴルニス・サンデルシの生体復元モデル。現生最大級の飛翔鳥であるワタリアホウドリの2倍以上とされる、約7メートルもの巨大な翼を広げ、天井近くを“飛んで”いる。そのほかにも天井付近で展示されている標本があるので、頭上もチェックしながら観賞したい。

本展は東京、名古屋に続く巡回展だが、本展の最後には「大阪湾岸、鳥たちの生活の場であり続けるために」と題した大阪展だけのコーナーがある。渡り鳥の重要な中継地で、水鳥の貴重な繁殖地である大阪湾の歴史と現状について紹介している。
展覧会を監修した国立科学博物館動物研究部の西海功・研究主幹は「鳥がどのように恐竜から進化してきたか、今生きている鳥たちはどう生活しているのか、生態系の中でどんな役割を担っているのかなどを知ってもらえたら。そして会場の中で、ぜひお気に入りの鳥をみつけてほしい」と話した。

◆特別展「鳥~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」
会場 大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
(〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23[長居公園内])
日程 2026年3月14日(土)~6月14日(日)
時間 9:30~17:00(入場は16:30まで)
休館日 月曜日と5月7日(木) ※3月30日(月)と5月4日(月・祝)は開館
観覧料 大人1800円、高大生1500円、小中生700円
問い合わせ 大阪市総合コールセンター(なにわコール)06-4301-7285
展覧会公式サイト https://toriten.exhn.jp/



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