「種子島に住んでいて思うのは、”人の良さ”…!それに尽きます。移住者の私たちを家族のように大切にしてくださり、伝統製法の歴史や技術をたくさん教えてくれました。
私たちは、『種子島の自然環境や海を守りたい』という想いで有機栽培を始めましたが、だからといって、先輩方や他の農家さんの農薬を使う栽培を否定しているわけではありません。
地元の先輩方がこれまで、サトウキビ栽培や文化・技術を築き上げてきた黒糖作りの歴史があるからこそ、私たちが活動できている、という感謝の気持ちしかありません。大好きな地元の先輩方や種子島に恩返しがしたい!その気持ちで活動を続けています」

現在は、有機栽培のサトウキビを原料とした黒糖『ゆめのたね』を商品化し、付加価値のある黒糖を適正価格で販売するための仕組み作り、販路開拓にも挑んでいるとのこと。同じく移住者で、広報力があるメンバーも参加し、SNSでの発信も精力的に行っています。
「離島での生活は、それなりに不便なこともやはりあります。それでも、島のコミュニティがあるから毎日楽しいです」と飾らない笑顔で話してくれた矢吹さん。同じ島への想いをもつ、全国からの移住者たちと島の人々が手を取り合い、種子島の伝統製法を次の100年に紡いでいく挑戦はこれからも続いていきます。
【矢吹さんが代表を務める種子島黒糖「ゆめのたね」プロジェクト関連情報】
◼️公式ホームページ https://yumenotane-tanegashima.com/
◼️Instagram https://www.instagram.com/kokutou_yumenotane/
◼️Facebook https://www.facebook.com/groups/yumenotane.kokutou/
(取材・文=五ヶ瀬あお)




