ちなみにこの曲が主題歌になったのは、性に興味津々な男子中学生3人組が繰り広げる下ネタ・ドタバタドラマ『毎度おさわがせします』(TBS)。最終回では26.2%の高視聴率を記録するなど若者を中心に支持を集め、出演者の木村一八さん、中山美穂さんらも一躍人気者になりました。
3曲目は『スクール・ガール』(1985年)。『Romanticが止まらない』の次のシングルで、引き続き笠さんがメインボーカルですが、曲調はがらっとポップになり、学校生活をイメージした切ないラブソング。「好きな子が不良化して悲しむイモ男という設定が80年代っぽくて素敵」と中将さんは絶賛します。
4曲目に紹介されたのは『Lucky Chance をもう一度』(1985年)。1985年のNHK紅白歌合戦に出場した際に演奏した曲で、メインボーカルは渡辺英樹さん。笠さんのハイトーンがクローズアップされがちなC-C-Bですが、中将さんは「全員ちゃんと歌が歌えるバンド」とコメント。また、「ニューウェーブ感を前面に出しながらもBメロが当時最先端のヒップホップ風。C-C-Bの先進性がよくわかる曲」だとも言います。
5曲目は、『空想 Kiss』(1985年)。軒並み視聴率20%超えとなったドラマ『毎度おさわがせします』第2シーズンの主題歌で、オリコン・ウイークリーランキング最高3位、1986年度年間28位の大ヒットを記録します。どうやらC-C-Bの爆発的人気は『毎度おさわがせします』とリンクする部分があるようです。過激な性描写のせいか、あまり振り返られることのない作品ですが、こちらも再評価の余地があるかもしれません。
番組で最後に紹介されたのは『ないものねだりの I Want You』(1986年)。『毎度おさわがせします』第3シーズン主題歌で、オリコン・ウイークリーランキングで1位を獲得。先出の『Lucky Chance をもう一度』よりもさらに思い切ったヒップホップナンバーです。
この曲について、橋本さんは「最近ではポップスにヒップホップが取り入れられるのは普通のことですが、それもこういったチャレンジがあったからなんですね」と関心の様子でした。
番組では、松本隆×筒美京平コンビが手がけた楽曲中心に紹介。C-C-Bのメンバーたちがソングライティングの面でも注目されていたこと、特に関口さんは脱退後に中森明菜さんのヒット曲『二人静(ふたりしずか)-「天河伝説殺人事件」より』を手がけたことについても、中将さんは触れていました。
1983年から1989年の活動でオリコン・ウイークリーランキングTOP10に12作をランクインさせ、NHK紅白歌合戦や武道館公演も果たした、C-C-B。中将さんは、「メンバーの逝去が相次ぎ悔やまれますが、高い音楽性を持ち80年代を彩ったバンドとして正当な評価が定着していくことを期待したいですね」と述べて、番組を締めくくっていました。




