もう一度、道の駅の周辺に戻って聞き込み調査を開始。作業中の農家のおっちゃんに声をかけると、「あぁ、アレな」と話しを聞かせてくれました。
さかのぼること2020年頃。世間では新型コロナウイルスが猛威を振るい、パンデミック(世界的大流行)に発展。人と人が密になることが避けられ、コミュニュケーションがとりづらくなってしまってたときに、風刺としてアレ(オブジェのようなもの)を取り付けた人がおったんやそうです。
おっちゃんは、「向こう岸という距離感からも『コロナウイルスは近づいてきますよ』という意味で、川の向こう木にコロナウイルスの化身のような顔をつけ、木の枝ぶりも触手みたいに見えるから、全体で風刺して見せてるらしいで」と説明してくれます。

現在、あそこの場所は草木もうっそうと生えてしまって、近寄りがたくなっているので、あの風刺の顔のオブジェもそのままに。今なお、ウイルスの化身はこちらを見ている状態なんだそうです。
調査結果として、2020年頃からあり、コロナ禍の風刺として、周辺の方が設置し、それが今なおそこにあるということがわかりました。

いつおこるかわからないウイルスのパンデミック……そう思いながら、この風刺のウイルスの笑顔をじっと見ていますと、快晴の日でしたが、何やら不気味に見えてきました。
※ラジオ関西『バズろぅ!』2026年4月11日放送回より
(『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)





