今年の桜はまだ終わりじゃない! 気象予報士が選ぶ 兵庫で楽しむ「遅咲き桜」と「芝桜」

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 満開の桜も散り、「もう今年の桜は終わりか……」と、ちょっとさみしい気持ちになっている人も多いのではないでしょうか。

 今年は見ごろのタイミングで雨の日も多く、「お花見に行けなかった!」という人もいるかもしれません。

 ちなみに、桜の時期に降る雨は「桜雨」や「桜流しの雨」、曇り空は「花曇り」と呼ばれることも。昔から桜と天気は、切っても切れない関係だったようです。

 とはいえ、まだまだ終わりではありません。兵庫県内には、これから見ごろを迎える桜もあるんです。

 たとえば、宍粟市波賀町にある音水湖(引原ダム)周辺は、例年4月中旬から下旬にかけて見ごろを迎えます。市街地より気温が低いため、少し遅れて咲くのが特徴です。日本気象協会の公式サイトによると、4月12日時点で7分咲きとのこと。実際、桜が咲く頃の3月下旬の平均気温の平年値は宍粟市一宮で7.9℃、神戸では11.0℃と、はっきり差があります。

 さらに、「桜」と名前がつく花はもうひとつ。芝のように地面を彩る“芝桜”も、これからが本番です。北アメリカ原産の多年草で、桜のようなピンク色の花が、まるで芝のように地面一面に広がって咲くことから名付けられました。

 三田市にある観光花園「花のじゅうたん」は、4月12日に開園し、現在3~4分咲きとのこと。

(写真提供:「本州最古の芝桜園 | 花のじゅうたん」)
(写真提供:「本州最古の芝桜園 | 花のじゅうたん」)

「お花見できなかった……」という人も、まだ間に合います。遅咲きの桜や芝桜を探しに、少し足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

文:辻村 奈都子(気象予報士 / 株式会社南気象予報士事務所)

(写真提供:「本州最古の芝桜園 | 花のじゅうたん」)

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