JR大阪駅北側の再開発エリアで整備が進む都市公園「うめきたの森」が11月20日、開園することが決まった。開発事業者らが23日、発表した。「うめきたの森」は、同駅北側で大規模再開発が進む「グラングリーン大阪」の中核施設の1つ。都心に緑豊かな“森”をつくることで、憩いの場を提供するとともに、多様な生物が生息できる環境整備を目指す。

「うめきたの森」は約0.9ヘクタールの緑地空間。かつて梅田貨物駅が広がっていた跡地につくられている「うめきた公園」北側が森へと生まれ変わる。当初、同公園は2027年春の全面開園を予定していたが、整備の進捗状況から一部エリアを前倒しして開園することになった。本プロジェクトは、2024年9月に先行まちびらき、2025年3月に南館グランドオープンを経て、延べ約2800万人が訪れている。
「うめきたの森」の最大の特徴は、生物多様性を目指した取り組み。サクラやモミジ、カツラなどの樹木のほか、ハナショウブやアヤメ、カキツバタなど、古来、日本で愛されてきた花々も植栽。上町台地や大阪近郊の丘陵地に生育する里山植生を導入、大阪らしさを表す。また、淀川や大阪城公園における生態調査を経て、鳥や昆虫など56種の生きものを誘致する目標を設定。そのうち、モズやシジュウカラなどはすでにエリア内で確認されているという。
園内には約1400平方メートルの水景を整備。幅約10メートル、落差約3メートルの滝や池が設けられ、滝の裏側に回ることができるルートもつくる。公園の北側と南側を結ぶ全長約350メートルの歩行デッキ「ひらめきの道」も開通し、うめきた公園全体の回遊性向上とともに、さまざまなスポットから景色を楽しむことができる。新たにカフェレストランがオープンするほか、生物多様性を体感してもらおうと、生きもの観察用の双眼鏡やハンモックのレンタルサービスも実施する。





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