大阪駅前で4月25日まで行われた視覚障がい者によるサッカー「ブラインドサッカー」のアジア選手権で、男子日本代表は準優勝となり、2028年ロサンゼルスパラリンピックの出場権獲得は持ち越しとなった。大会を終えて、監督や選手がコメントを発表している。
「ダイセル ブラインドサッカーウィーク in うめきた」の一環として行われた「IBSAブラインドサッカーアジア選手権2026」(会場:グランフロント大阪うめきた広場)。8か国が参加した男子の大会で、日本は決勝で0-1で敗れ、あと一歩で手が届くところにあったパラリンピック本大会の出場権獲得はならなかった。それでも、大阪駅前という人通りの多い立地もあり、多くの来場者が足を止めて観戦。日本コールが響くなかでチームは奮闘し、今後への期待感も漂わせた。

男子日本代表の中川英治監督は「アジアチャンピオン、そして本大会でのパラリンピック出場権の獲得とならず、非常に残念で悔しい結果」と振り返りつつ、「下を向いている時間はない。さらに強くなり、来年の世界大会で必ず出場権を獲得する」と前を向いた。また、「この無念の大会を経て、更にシンカしたジョウショウチームを引き続き応援いただけると幸いです」と引き続きのサポートを呼びかけた。
今大会で得点王に輝いた平林太一選手は、「準優勝という結果に終わり、出場権を獲得できなかった悔しさはある」としながらも、「多くの声援の中で戦えたことは何よりの力。僕らの挑戦はまだ続く」とコメント。パラリンピック出場、そしてその先を見据えた。
「手の届きそうなところにあった出場権をつかみ取れずとても悔しい」と語った主将の川村怜選手は、大会でのサポートに感謝したうえで、「もっと強く成長した姿で皆さんに勝利をお届けできるように、これからも頑張りたい」と意気込みを述べた。
GK泉健也選手は「あと一歩、その一歩が届かなかった悔しさが込み上げています。多くの観客の皆様に応援していただいたからこそ、勝利という形で恩返しがしたかった」と率直な思いを吐露。そのうえで、「この悔しさは、次への大きなエネルギー。止めるべきところを止め、守り抜く。自分に足りなかったものを突き詰め、次の大会では圧倒的な力を見せて優勝をつかみ取る」と雪辱を誓った。
ブラインドサッカー男子日本代表は、来年(2027年)6月のIBSAワールドゲームス、同10月の世界選手権で、ロサンゼルスパラリンピック出場権の獲得を目指す。




