廃材に新たな価値を与える「アップサイクル」への関心が高まる中、創業146年の老舗繊維会社がその取り組みを進めています。株式会社澤田棉行代表取締役・澤田尭さんに話を聞きました。

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同社は明治13年創業。綿花を中心とした繊維原料の販売など、長年にわたり繊維業界で事業を展開してきましたが、近年は環境配慮の観点から「廃材アップサイクル事業」にも力を入れています。
同社のアップサイクルとは、廃棄される素材に新たな価値を加えて製品化するというもの。創業期には糸の製造過程で出る綿の廃材を再利用していた経緯があり、現在の取り組みはその延長線上にあるといいます。
廃棄予定だった布団綿を活用し部活動のオリジナルグッズやスポーツチームのグッズを製作するほか、テーブルクロスの端材などを活用した商品開発も進めているそう。日本中央競馬会とのコラボレーションでは、競馬に関連した「お守り」を製作し有馬記念に合わせてリリースされたとか。
澤田さんによると、これらの背景には環境配慮型ビジネスへの需要の高まりがあるのだとか。しかしながらアップサイクルには安定的な原材料の確保やコスト面などの課題も指摘されており、事業として継続するための工夫が求められているそう。
「いかに環境への貢献に参加しやすくするかが重要です」としたうえで、「そのために価格も頑張っている。この仕組みを広げ、日本中の人が環境への貢献をよりやりやすくする未来に向けて活動していきたい」(澤田さん)
「廃材アップサイクルは創業時からのマインド」と語る澤田さん。目標は“200年続く企業“。そうするべく強みを前面に打ち出した土台作りを進めていると明かし、インタビューを締めくくりました。
※ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2026年4月13日放送分





