宇治新茶、季節到来「夏も近づく、八十八夜」味、香り良し!一方、中東情勢が影落とす…なぜ?

LINEで送る

この記事の写真を見る(13枚)

 八十八夜の5月2日、日本茶の名産地・京都府宇治市で新茶の季節を告げる「茶摘みの集い」が開かれた。

「あれに見えるは、茶摘みじゃないか」夏も近づき...“茜(あかね)だすき”で宇治新茶摘み〈2026年5月2日 9時58分撮影 京都府宇治市〉

 立春から数えて88日目に新茶の収穫が最盛期を迎えることにちなみ、京都府茶業会議所が開く恒例行事。

今年(2026年)は茶の生育が良く、昨年よりも茶の背丈が高くなった

 近年の抹茶ブームも相まって、例年500人規模の参加者でにぎわう。今年の八十八夜は土曜日ということもあり、定員を大幅に増やして“888人(約900人)”としたが、希望者は2500人を超えたという。

西脇隆俊・京都府知事や松村淳子・宇治市長らも宇治茶で乾杯〈2026年5月2日 9時27分撮影 京都府宇治市〉

 今年(2026年)は年明けから雨量不足が心配されたが、1〜3月の平均気温が高く、一番茶の萌芽が平年より1日早い4月3日だった。
 さらに4月の降水量が多かったため新芽の生育は順調で、味や香りが良いという。

「夏も近づく八十八夜...」八十八夜のこの日、京都の日中の最高気温は24度まで上昇、“夏日”の一歩手前に〈2026年5月2日 10時01分撮影 京都府宇治市〉

 農林水産省や財務省によると、昨年(2025年)、抹茶を含む緑茶の輸出量が約1万2600トンを記録し、1954(昭和29)年以来71年ぶりに年間1万トンを超えた。
 また、輸出額は約720億円と、過去最高だった前年(2024年)の364億円から倍増した。

LINEで送る

関連記事