女子サッカー・WEリーグ優勝 INAC神戸 新米指揮官と選手の強固な絆が導いた4季ぶりの戴冠

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 それでも、「リーグ戦ではしっかりと結果を残すことができてよかった。それは、ミッチーさんが言ってきたことを、みんなが信じてついてきた結果。みんなが一緒の方向を向けて戦えたと思います」と、三宅選手。宮本監督もカップ戦2つを逃したことで「死に物狂いでリーグ戦のタイトルを取りにいく覚悟が決まりました」と振り返る。

 リーグ戦では新潟L戦の敗戦後、首位攻防戦となった東京NBとのアウェイ戦で2-0と勝利すると、そこから今回のAC長野戦まで5連勝を達成。気づけばここまでの成績は16勝2分け2敗。ライバルが星を取りこぼす中でも、勝負強さが際立った。

「選手たちが『こういうサッカーがしたい』というのを見せてくれました。自分のことを信じて貫き通してくれた。努力が積み重なってこういう瞬間を迎えることができました」(宮本監督)

 かつて、なでしこジャパンの主力として活躍。ママさんプレーヤーのパイオニア的存在であり、引退後は年代別の女子代表やなでしこのコーチングスタッフとして歩んできた、宮本監督。今シーズンから初めてトップカテゴリーでタクトを振るうと、INAC神戸をWEリーグ女王に導いた。その偉業を成し遂げた背景には、指揮官と選手が築き上げた強固な絆があった。(北川信行)

WEリーグ優勝のセレモニーで喜ぶINAC神戸の選手と宮本ともみ監督(写真提供:WEリーグ)

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