災害が発生した際に、円滑に応急対策を進めるため、兵庫県と兵庫県パチンコ・パチスロ協同組合が、11日、「災害発生時における施設使用等に関する協定」を締結した。

協定は、地震や風水害が発生した場合に、地域の住民の命はもちろんのこと、身体や財産を災害から保護するための活動を円滑に進めるため、兵庫県パチンコ・パチスロ協同組合に加盟する店舗の駐車場を、警察や消防、自衛隊などの車両の待機場所や集結場所などとして、一時的に使用するというもの。その期間は3日間としているが、延長も可能としている。
兵庫県内には、パチンコ・パチスロ店が250店舗あり、駐車場を持つのが160店舗ほど。このうち93店舗には平面で規模の大きな駐車場があり、応急対策を進める際に有効に活用できるという。
県の池田頼昭防災監は、「人命救助活動をしていく上で拠点となる場所を確保するのは、特に都市部では課題となる。今回の協定は、現地での活動がより円滑に進むための大きな道になる。地域の防災力の強化につなげていきたい」と話した。

同組合は、全国車いすマラソン大会や、神戸市少年団野球リーグへの支援など、障がい者支援やこどもの福祉を目的とした団体に対する様々な支援活動を行っている。平山龍一理事長は「これまでも地域に根差した社会貢献をしてきた。今回の協定でより実効性の高い支援を進めることができる。いつ何が起こってもおかしくない中、大いに活用していただきたい。もちろん、そうならないのが一番ですけど」と語った。




