地元・神戸で後進育成 フィギュア坂本花織さん「教室の子どもたちに『誰と結婚したん?』と聞かれた」

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 フィギュアスケート女子の坂本花織さんが21日、地元・神戸市で、神戸市スポーツ栄誉賞を受賞。贈呈式終了後、メディアの囲み取材に応じ、現役生活を支えた地元への感謝や、今後進む指導者としての道について語った。

坂本花織さん(写真:ラジオ関西)

 地元・神戸での競技生活を振り返る場面では、「生まれ育った街で、リンクなど環境が整っていないときから頑張ることができた」と回顧。学校生活や練習環境にも触れ、「周りの子たちや先生たち、同じように上を目指す仲間たちなど、たくさんの方々のサポートがあったおかげでここまで来れた。神戸で生まれ育って、その神戸で結果を残せたことがすごくうれしい」と感謝を述べた。

 今後は指導者の道へ進む坂本さん。現在はインストラクター資格取得に向けて学びながら、子どもたちの指導にも携わっているという。「本格的にやるのは数年後になるが、それまでは見習いとして、(恩師の)中野(園子)先生やグレアム(充子)先生の指導をこの目で見て学びたい」と説明。「これから世界に羽ばたく後輩を育てられるようにサポートしたい。いずれは神戸からまたオリンピックや世界選手権に出る選手が出てくれたら」と展望を語った。

 一方で、神戸市内に整備された通年型リンク「シスメックス神戸アイスキャンパス」にも言及。「朝も夜も練習できるようになった。シーズンオフでも何回も通し練習ができて、それがシーズン序盤のいい試合につながった」と振り返った。さらに、報道陣から今後の要望を聞かれると、「リンクができたことで、すごく環境が変わった。それだけで十分です」と話した。

 引退会見から約1週間が経過。「ここ3週間くらいは、今までよりもあまり練習ができていなかった。指導の勉強に行ったり、ちょこちょこお仕事もあるので、そのため、スケートから少し離れている感覚がある。今もそれが続いている」と明かす、坂本さん。

 プライベートについて「意外と時間がないかな」と実感しているそう。「今までは自分のことだけをやってきたが、これからコーチになるうえで、人のためにもやっていかないといけない」と気を引き締めていた。

 さらに、先日発表した結婚について話題が及ぶと、「会う人、会う人に『おめでとう』と言ってもらえる。教室に来ている子どもたちにも『誰と結婚したん?』って聞かれる」と笑顔。「でも、いろんな人に祝ってもらえて幸せだなと思いました」とはにかんだ。

神戸市スポーツ栄誉賞贈呈式での、坂本花織さん(写真:ラジオ関西)
神戸市役所で久元喜造市長らの歓迎を受けた、坂本花織さん(写真:ラジオ関西)
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