サッカー・J1、ヴィッセル神戸の元日本代表GK権田修一選手が、3日のメディア公開練習後、囲み取材に応じた。J1百年構想リーグプレーオフラウンド1-2位決定戦、鹿島アントラーズとの第1戦を振り返るとともに、6日にアウェイで行われる第2戦、そして、タイトル獲得への意気込みを語った。

●権田修一選手
――第1戦で、5得点が注目されがちだが、無失点で終えたことにも価値があるのでは?
クラブのSNS「X」でも出していただいていましたが、やっぱり、あれだけ攻守の切り替えが速かったり、1対1で負けない守備をチームとしてできると、鹿島みたいな強い相手でもしっかりと失点が抑えられるというのは、この前の試合で証明できた。
ただ今回に関しては、リーグ戦ではなく、2試合トータルでの結果が大事。次の試合でそこ(第1戦でできたこと)が少しでも緩くなって、5失点したら、結局延長に行かないといけない。しかも延長はアウェイの鹿島で戦うことになり、それは簡単なことではない。
そういう意味でも、もう1試合、あのとき(第1戦)ぐらいというか、あのとき以上のことを見せないといけない。鹿島は、僕らがあれぐらい守備ができるというのに対しての準備をしてくるので、それをしっかり上回るということをしないと、2戦目では勝ち切ることができない。
逆に、もし、0-4で負けても、優勝は決まるのですが、シーズン最後の試合で負けて終わるというのは個人的には嫌なので。チームとして最後の試合を1-0、2-0、3-0、どういう形であれ、しっかり自分たちが勝利する。鹿島とのこの1試合を勝ちで終わることを大事にしてやりたい。そのためにも、体も、気持ちも、全ての部分でしっかり準備して臨まなければいけない。
――J1百年構想リーグは、ハーフシーズンでの特別大会だが、タイトル獲得の重みをどうとらえているか?
まずは、僕たちの一番のこの大会の目的は、AFCチャンピオンズリーグエリート2026/27のダイレクト(リーグステージへのストレートイン)の出場権を取ること。それは優勝することで100パーセント、取れることなので。そのために、まずは鹿島にしっかり勝って、タイトルを取りたい。
あと、乾貴士選手が誕生日を祝われた際、選手たちの前で、彼自身、「これが最初のタイトルだ」という話をしていた。乾選手に限らず、チームの中でこれが初めてのタイトルになるという選手たちもいる。そして、このハーフシーズンは11人だけで戦ったわけではなく、本当にいろんな選手が試合でチームに貢献してきた。その中で、ここで勝てば、本当にみんなで喜べるタイトルになると思う。チーム全員、クラブ全員、それもU21(若手チーム)の選手を含めて、全員で勝ち取るタイトルという意味では、すごく価値のあるものだと思う。そこはみんなで全力で取りに行きたい。

――公開練習でもGK陣の一体感あるトレーニングが見られた。今のこの5人のGK体制でのやりがいについて。
このメンバーで練習できるのはもう今週で終わりなので。僕自身も、このチームで、このメンバーで一緒にサッカーできるこの時間というのはすごく楽しかったし、このメンバーであと練習2回と、試合しかないので(※6月3日の練習後の時点)。このメンバーでやれるこの時間を大事にしたい。シーズンが終わって、切り替えの時期なので、それぞれ、これからいろんな道にたぶん進むと思うし、それはGKだけじゃなくて、フィールドの選手も含めてだが、最後、このメンバーでしっかり優勝するということが、このメンバーでやってきた、一つの本当に大きな成果になる。しっかり勝ってタイトルを取りたい。
(2026年6月3日、メディア公開練習後の囲み取材より)






