大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会が6月17日、会場跡地の夢洲(大阪市此花区)で、現在の会場の様子を報道陣に公開した。
博覧会協会によると、6月12日時点で会場内のパビリオンのおよそ9割が解体を終えて敷地を返却。
参加国が自前で建設したタイプAのパビリオンは42のうち37が、国内パビリオンは17のうち15が、それぞれ解体・返却が完了済みだという。
4月の段階で解体作業に着手していたトルクメニスタン館は早く解体が進んだが、チェコ館は依然としてその姿が残ったままだ。

シンボルだった大屋根リングについても、17日時点で解体全長の約9割(※)の解体を終えたとしている。(※残置除く撤去割合)
この日、大屋根リングの基礎部分の解体が行われる様子も見られた。保存される部分については維持、管理のための作業が進められている。

かつて東ゲート広場があった北東エリアなども公開された。会期中には数多くのパビリオンが立ち並んでいた場所も、現在は更地が広がり、会場全体を見渡せる状態になっている。

一方、日本館は現在も当時の姿を残している数少ないパビリオンの1つ。撤去作業では、建築資材である国産のCLT(直交集成板)を一つひとつ、クレーン車を使って丁寧に取り外していく作業が行われている。


日本館は、万博テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を発信する政府館として整備された施設。会期終了後の再利用を前提に設計されており、解体後は自治体や民間企業での活用が検討されている。





