サッカー・J1のヴィッセル神戸は、2026/27シーズンを前に、選手の新加入や移籍に関する情報を発表している。
まずは新加入のニュースから。23日、MF渡辺皓太選手(27)がJ1の横浜F・マリノスより完全移籍で加入することが決まった。
東京ヴェルディのアカデミー(育成組織)で育ち、2016年シーズンのJ2でトップチームデビュー。神戸の現スポーツダイレクター・永井秀樹氏とは、東京Vユース時代からの師弟関係にある。2019年途中から横浜FMに移籍すると、年々出場機会を増やし、チームに不可欠なボランチの1人に。2022年シーズンにはJ1優勝に大きく貢献した。
その後も横浜FMの主軸として奮闘し、先のJリーグの特別大会「J1百年構想リーグ」では17試合に出場していた渡辺選手。神戸がいま、ボランチのMF扇原貴宏選手が負傷で長期離脱を強いられているだけに、彼にかかる期待は大きなものがある。なお、背番号は現時点では発表されていない。
渡辺選手は神戸のクラブを通じてコメントを発表。「ヴィッセル神戸という素晴らしいクラブの一員になれることをうれしく思います。クラブのタイトル獲得に貢献できるよう全力で頑張ります。応援よろしくお願いします!」と意気込みを述べている。
一方、退団のニュースも。同じ23日には、元日本代表MF乾貴士選手(38)がJ2のジュビロ磐田へ完全移籍することが決まった。新天地では、磐田の新監督に就任した秋葉忠宏氏と、清水エスパルス、神戸に次いで三たび共闘することになる。
今年から神戸の一員となるも、J1百年構想リーグでは6試合・124分の出場にとどまった乾選手。「ヴィッセル神戸で活躍することを思い描いて加入させていただきましたが、応援いただく皆さんにたくさんのプレーを見てもらうことがないまま移籍することになり残念な気持ちです」と、率直な心境を明かす。
それでも、「半年間という短い時間でしたがプロサッカー選手として初めてのタイトルを取れたこと、レベルの高い選手たちと毎日刺激のある練習ができたこと、多くのサポーターの方に温かく受け入れていただき応援してもらえたことは本当にうれしかったですし、自分にとってとても大切な半年間となりました」と、この半年間は有意義な時間になったよう。
FIFAワールドカップ2018ロシア大会でのゴールをはじめ国内外で豊富な経験を持ち、ムードメーカーでもある乾選手については、チームも慰留につとめたというが、出場機会にこだわった“サッカー小僧”は、あえてJ2でのプレーを選択した。
乾選手は「フロント・強化部の方々には僕のことが必要だと、熱い思いで声をかけていただきましたが、結果を出してチームに貢献出来なかったにも関わらず、僕のサッカー人生を尊重して今回の移籍を了承していただいたことを感謝しております。ヴィッセル神戸が、J1リーグ優勝、ACLEのタイトルを取れることを心から願っています!! ルヴァンカップや天皇杯で対戦する時には負けないように頑張ります!! 短い期間でしたが本当にありがとうございました!!」と感謝の思いをつづっている。

また、19日には、FW内野航太郎選手(22)が、ブレンビーIF(デンマーク)からの期限付き移籍期間が満了したことが発表された。新天地は同じJ1の水戸ホーリーホックに決まっている(※ブレンビーからの期限付き移籍加入)。
3月にチームに加わり、J1百年構想リーグで3試合に出場した内野選手は、「短い期間でしたが、クラブに温かく迎え入れていただき、素晴らしい選手、スタッフ、ファン・サポーターの皆さまとトモニ戦えたことに、心から感謝しています。この期間で、日本トップのクラブ、選手の基準に触れ、J1百年構想リーグ優勝をチームの一員として経験できたことは、自分にとって大きな財産です。またお会いできることを楽しみにしています。本当にありがとうございました」と神戸を通じてコメントを残している。

クラブのアカデミー出身選手の動向では、RB大宮アルディージャへ育成型期限付き移籍中のDF尾崎優成選手(22)が、2027年6月30日まで同移籍期間を延長することに決まった。期間中は引き続き、契約により神戸と対戦する全ての公式戦に出場することができない。
尾崎選手は、「26/27シーズンもRB大宮アルディージャでプレーすることになりました。RB大宮で成長し、ヴィッセル神戸で、そして将来は海外で活躍できる選手を目指して頑張ります! ヴィッセル神戸のJ1優勝、ACLE優勝を願っています。引き続き応援よろしくお願いします」とメッセージを寄せている。



