神戸市中央区のマンションの部屋で、大型冷凍庫から成人男性の遺体が見つかった事件で、兵庫県警・生田警察署捜査本部は6月23日、部屋に遺体を放置したとする死体遺棄容疑で、男性の元妻を逮捕した。

元妻は、「私がやったことで間違いない。ひどいことをしたので言い分はない」と容疑を認めているという。
捜査本部は今後、動機面などを調べる。

逮捕されたのは神戸市中央区の無職・望月亜紀容疑者(50)。
捜査本部によると、望月容疑者は2012年ごろから今年(2026年)6月20日までの間、同区内のマンションで西口豊さん(1969年1月生まれ)の遺体を袋に詰め、冷凍庫内に入れて遺体を遺棄したとしている。

兵庫県警は6月22日、死体遺棄・損壊容疑で生田警察署に捜査本部を設置、西口さんの遺体損壊や死亡に第三者が関わった可能性が高いとみて、殺人事件も視野に入れて捜査していた。
望月容疑者は6月22日夜、兵庫県警に自ら電話し、事件の関与を伝えたという。望月容疑者は西口さんと婚姻関係にあったが、2012年12月に離婚していた。
マンションは、望月容疑者名義で賃貸契約しており、遺体発見時まで望月容疑者が支払っていた。
望月容疑者はまた、西口さんの殺害についてもほのめかしており、捜査本部は殺害に至るまでの経緯を調べる。

遺体はヘソあたりで切断され、上半身と下半身はそれぞれ別の袋に入っていた。目立った欠損部位は確認されていない。
発見時、冷凍庫はオンの状態だったが電気は供給されていなかったという。
遺体の状況から切断痕が確認されたが、刃物などの道具は見つかっていない。
死体遺棄罪の公訴時効は3年。兵庫県警は「死亡した西口さんを埋葬する義務のあった当時の妻・望月容疑者が、遺体を埋葬せずに遺棄行為が継続しており、時効は成立していないと判断した」としている。





