デスビジュアルなのに「クラシック」? 個性的演出で活躍のアーティストは裏方&演奏家の“二刀流”

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 ピアノ・ヴァイオリン・テノールのトリオ「TAKE SAT' eliccO(テイク サテリッコ)※スペースには星マークが入る」。先日開催したコンサートが話題を呼んでいるという。どのような内容だったのか、ピアノ担当の三浦栄里子さんに話を聞いた。

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 ユニットの誕生は、2021年2月のこと。コロナ禍の真っ只中で、コンサートホールの職員として公演中止や返金業務に追われていた三浦さんは、「このままどうなっていくのだろう」という強い不安を感じていたという。

ピアノ担当の三浦栄里子さん

 そんな中、同じく活動の場を失っていたテノール歌手の竹内直紀さんとヴァイオリニストの佐藤一紀さんに「楽しいコンサートをやってくれませんか」と相談したのが結成のきっかけとなった。その際、ふたりから「(三浦さんも)一緒にやってみよう」と背中を押され、決断した。裏方と演奏家の“二刀流”アーティストが産声を上げた瞬間だった。

 6月17日のコンサートについて、まず最初に人々の関心を引いたのがチラシだったそう。クラシック演奏会のイメージを覆す、デスメタルメイクを施したトリオがじっとこちらを見つめるというビジュアルを採用。

 アイデアの主は三浦さん自身で、「テーマが『愛と死』に決まった瞬間、脳内でデスメタルのようなイメージが浮かんでしまった」と理由を述べた。

 同ユニットが開催するコンサートの最大の特徴は「0歳児から入場可能」という点。一般的なクラシックコンサートでは未就学児の入場が制限されることが多い中、第1回からこのスタイルを貫いているそうだ。三浦さんは「少々ぐずっても大丈夫。子供たちが飽きないような工夫を随所に凝らしており、寸劇なども交えた堅苦しくないステージを意識している」と語った。

 6月17日はソプラノ歌手の北野智子さんとバレエダンサーの若林絵美さんもゲスト出演し、視覚的にも華やかなものとなったのだとか。

「演奏自体は本格的なクラシック楽曲ですが、予習不要で誰もが楽しめるステージを目指しています」と話し、三浦さんはインタビューを締めくくった。

※ラジオ関西『ハートフルサポーター』2026年6月7日放送回より

【TAKE SAT’ eliccO(テイク サテリッコ)】
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