叔父から継いだ警備会社 地元民の“辛辣な意見”も 「高齢者と若者のコミュニティ」目指し模索の日々

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 人口減少や高齢化が進む地域では、中小企業が本業以外の役割を担う場面も少なくありません。兵庫県三木市で警備会社を引き継いだ堀尾裕一さんは、地域との信頼関係を築く中で、警備業にとどまらない事業へと活動の幅を広げています。有限会社中央サポート取締役・堀尾裕一さんに話を聞きました。

(左から)パーソナリティーの田中大貴、有限会社中央サポート取締役・堀尾裕一さん、パーソナリティーの林歳彦

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 堀尾さんは大学卒業後、東京にある企業に勤務。その後は美容業や飲食業など、店舗ビジネスに携わっていました。転機となったのは、そもそも同社を経営していた叔父の急逝。病気だったそうです。

 叔父の後継として堀尾さんにオファーがあったものの、当初は事業承継を断っていたとか。しかし、事業を引き継いだ叔母から何度も「助けてほしい」と連絡を受けた堀尾さん。「ここまでの自分の知見を生かそう」と決意し、地元へ戻り会社を引き継ぎました。

 事業承継は決して順風満帆ではありませんでした。「地元なので、人付き合いや昔ながらのつながり、関係性がすごく重視される。『叔父はやってたけど、あんたはやってへんやんか』と。なかなか仕事始めは取りづらかった」と堀尾さんは振り返ります。

 しかしそこに折れることはありませんでした。前経営者が築き上げた信頼を受け継ぐ難しさを実感しながらも、地域の人たちとの関係を一から築き直しながら少しずつ仕事を増やしていったそうです。その結果、現在は交通誘導や施設警備といった警備業務・イベント運営・施設運営のサポート、さらに米づくりにも取り組んでいます。

 堀尾さんは「地域の方々や施設さんからいろいろと相談いただくなかで提案していると、どんどん業務の幅が広がっていった」と話します。高齢化で草刈りが難しくなった農家から相談を受けたことが、米づくりを始める理由だとか。

 今後については、「警備業として大きくなることはそこまで考えていない。どちらかというと地元をおもしろくしたい」とのこと。また「高齢者と若者が繋がれるコミュニティの実現」という思いにも触れ、地域を軸に事業を展開していく考えを示しました。

※ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2026年6月29日放送分

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