ジンベイザメが泳ぐ世界最大級の水族館として知られる海遊館(大阪市港区・天保山)で、8月2日から「クリオネ」(体長約2cm、約140匹)が鑑賞できる。
クリオネは、貝殻を持たない貝の仲間。
「ハダカカメガイ」の和名を持つ。“流氷の妖精”との異名を持ち、透明で優雅に水中で浮遊する姿が幻想的。
北海道大学の練習船「おしょろ丸」が、2026年6月19日~7月31日まで実施した北極航海調査に海遊館の飼育員が同行し、採集した。


日本では属名の「Clione」から、一般に「クリオネ」と呼ばれることが多い。北極圏やその周辺といった低水温の海域に生息しており、翼のような器官「翼足(よくそく)」を羽ばたかせ、海中を漂いながら生活する。同じ貝の仲間「ミジンウキマイマイ」を常食とし、頭頂部にある口から6本の触手を出して捕らえる。




海遊館の魚類担当飼育員・山下佳苗さんは、海遊館での飼育員歴は約10年。2023年の調査にも同行した。
山下さんはラジオ関西の取材に対し、「氷が南へ張り出した影響で、海水温が低かったため、クリオネの体長が比較的小さかった」と話した。





