ヴィッセル神戸、J“新開幕”へ意気込み スキッベ監督「いい準備できた」権田「全力で勝利のために」

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 サッカー・J1のヴィッセル神戸は8日、2026/27シーズンのJ1リーグ戦開幕戦で、アビスパ福岡と、アウェイのベスト電器スタジアム(福岡県福岡市)で対戦する。その試合を前日に控えた7日、ミヒャエル・スキッベ監督とGK権田修一選手がオンラインでメディアに対応し、意気込みを語った。

 シーズンが秋春制となるJリーグ。昨シーズンからの移行期間に行われた特別大会、J1百年構想リーグを制した神戸は、J1リーグ戦で2季ぶりの優勝を目指す。

 スキッベ監督は、「5~6週の準備期間を経てリーグ戦が始まるのをうれしく思う。(開幕の)アビスパと試合できるのもそうだが、百年構想リーグで試合ができなかった東のチームと対戦できるのもうれしいこと」と、今シーズンへの思いを述べるとともに、「明日の試合に向けてはいい準備ができたので、こちらのいいように試合を進めたい。ぜひ福岡で勝点を取りたい」と話した。

 また、福岡の印象については、「とても強くなっている。フィジカルの強い選手など、いい補強をしている。メンバーの平均年齢もよく、脂がのっており、今シーズン、Jの中でもかなり重要な役割を示すチームだと思う」と警戒していた。

ミヒャエル・スキッベ監督 (C)VISSEL KOBE

 一方、権田選手は、「ピッチに入ったら、全力で勝利のためにやりたい。Jリーグ新開幕のオープニングゲームであり、いろんな方に注目されている時期。W杯を見てサッカー好きになった方、W杯を見て福岡に住む人でJリーグを見てみたいとスタジアムに来てくれる方など、すべての方に向けていい試合をしたい」と意気込みをコメント。

「僕がこのクラブに入る前、(ヴィッセルは)J1リーグ戦で2連覇をしている。自分が入ったことで下降線をたどらず、クラブとしてレベルが上がったよねという働きをピッチ内外でやっていきたい」という権田選手にとって、J1の舞台でプレーするのは、清水エスパルス在籍時の2023シーズン以来になる。

「僕のなかでは、どの大会であろうと、ヴィッセルのエンブレムをつけてプレーするときは、同じ温度感でやっている。あまりそこは気にしてないのが正直なところ。目の前の試合で結果を残すことにフォーカスしてやりたい」と、福岡戦での勝利に集中していた。

権田修一選手 (C)VISSEL KOBE

 相手の福岡については、「(J1百年構想リーグで)ホームで1試合目をしたときに比べて、アウェイでの2戦目では、チームの完成度が上がっていた。(WESTグループの)最終戦では、監督のやりたいことが選手に浸透していた」と分析。さらに、新戦力についても、「Jで実績がある選手や、世界基準を持つ選手が新たに入っている」と述べ、「最終戦で苦戦したように、簡単な試合にはならないと思う。彼らがどういうサッカーをしてくるか、ゲームを見ながら対処する必要がある」と警戒していた。

 今年で37歳になる元日本代表GKは、J1百年構想リーグの活躍に見られるように、その力は衰え知らず。「個人的には、J1百年構想リーグのあとのW杯(日本代表)に選ばれなかったのがすべて。もっといいプレーをしていたら選ばれる可能性はあった。日本一のクラブのGKが代表に入るべきだと思っている」と悔しさをにじませつつ、「ヴィッセルでしっかり成績を残すことが、代表にもう一度入ることにリンクする。個人的にもすごく高いモチベーションを持っている」と、代表復帰へ意欲満々。

「急に何か変わるわけではない。一試合一試合、一日一日が大事。勝てるGKに歳は関係ない。勝たせるGKになる。J1百年構想リーグの最後のプレーオフなど(のように)、勝たせることが一番のアピールになる。そこを追求したい」と、さらなる躍動を誓った。

 さらに、「令和8年熊本地震」発生後、九州で行われる最初のJ1公式戦ということもあり、「熊本で震災があり大変な状況のなかだが、九州でオープニングマッチを行うのは、個人的には意味があるもの。前回のJ1百年構想リーグチャンピオンの僕らが九州でプレーする意味を考えながら試合をしたい」と述べた。

 神戸の初戦、福岡戦は、9日の午後7時にキックオフ予定。

 なお、神戸は7日、2029/30シーズンの新戦力として、中京大学のMF岩本悠庵選手(20)の加入内定と、「2026/27シーズン JFA・Jリーグ特別指定選手」として申請し、日本サッカー協会より承認されたことを発表している。

 神戸のアカデミー(育成組織)出身の岩本選手は、「目標の一つであったプロサッカー選手としての一歩目を、自分を育ててくれたヴィッセル神戸というクラブで踏み出せることを大変嬉しく思います。またもう一度ヴィッセル神戸のユニフォームに袖を通して、ファン・サポーターの方々の前でプレーする瞬間がとても楽しみで、ワクワクが止まりません。家族をはじめ自分に関わって下さった方々へ感謝をし、自分の特長を存分に出して、ヴィッセル神戸がひとつでも多くのタイトルを獲れるように、目標であるアジアNo.1になれるように、謙虚に日々努力を重ねていきたいと思います」と意気込みを述べている。

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