神戸市兵庫区の東山商店街で菓子販売店を営む井之上正人さん。地域に笑顔を届けようとの思いで店を運営しつつ、同商店街の活性化にも取り組んでいる。
もともと大手菓子販売店のフランチャイズとして、長田区でお店を出した井之上さん。11年前に生まれ育った東山商店街へ移転した。「地域の暮らしにより密着し、気軽に親しまれるお菓子を届けたい」との思いから独立し、現在に至る。
その原点にあるのは阪神・淡路大震災だ。当時勤めていたディスカウントチェーンで被災し、元気を失った神戸の街を目の当たりにした。「自分にも地域の人を笑顔にできることがあるはず」と考え、菓子店を開く決意を固めたという。
「お菓子は顔を和らげ、家族の会話を生む魔法のアイテム」。そんな思いから、子どもたちに人気の駄菓子コーナーも大切に続けてきた。
また、井之上さんは現在、東山商店街振興組合の副理事長として、今年で創立90周年を迎える地元商店街の活性化にもつとめる。
運営に携わる同商店街恒例の夏のイベント「湊川夜市」(今年は8月29日に開催予定)では、商店主による出店のほか、射的やスーパーボールすくい、綿菓子など、親子で楽しめる催しを展開する。
「生まれ育った東山で、地域の皆さんに笑顔になってもらいたい」。井之上さんは、今年の湊川夜市も多くの人に楽しんでもらえるよう、東山商店街振興組合理事長の松浦雄一さんをはじめ、商店街の仲間とともに準備を進めている。
※ラジオ関西『三上公也の朝は恋人』より





