活動開始当初は、「釣り人が悪い」「漁業者にも責任がある」といった対立をあおるような反応もあったそうですが、現在は釣り人やメーカーとも協力し、餌木が引っ掛かりにくい製品への改良やルールづくりも進められています。
戎本さんは、「海をきれいにし豊かにしたいという思いは、みんな同じです。誰かを責めるのではなく、一緒に取り組んでいきたい」と話し、対立ではなく協力の大切さを強調しました。
取材を通してみえてきたのは、“漁業は魚を獲ることだけでは成り立たない”という現実です。海の環境を守り、資源を育て、その大切さを地域や次の世代へ伝えていく。その積み重ねが、これから先も豊かな海の恵みを食卓へ届けることにつながっていくのかもしれません。
(取材・文=洲崎春花)
※ラジオ関西「谷五郎の笑って暮らそう」7月19日放送分、ラジオ関西「海の日ホリデースペシャル」7月20日放送分より





