奈良国立博物館(奈良市)で10月24日から11月9日まで開かれる「第78回正倉院展」のチケット情報や展覧会オリジナルグッズ、公開講座の詳細が発表された。観覧は原則として事前予約による日時指定制で、チケットは4日午前10時から発売する。会期中は正倉院宝物をモチーフにした限定グッズの販売や、専門家から宝物について学べる公開講座も予定されている。

観覧料は一般2000円、高大生1500円、小中生500円。夕方の入館を対象とした「レイト割」は一般1500円、高大生1000円、小中生無料となる。入館時間は30分~45分の時間枠に分けられ、月曜から木曜までは午前8時から午後5時まで、金曜、土曜、日曜、祝日は午前8時から午後7時まで。レイト割は月曜から木曜が午後4時以降、金曜、土曜、日曜、祝日は午後5時以降の入館に適用される。日時指定券は、ローソンチケット、展覧会オンラインチケットなどで購入でき、予定販売枚数に達したら終了する。
日時指定枠に空きがある場合のみ、奈良国立博物館敷地内の特設窓口で当日券を販売する(発券手数料として1枚につき200円必要)。午前中から午後3時ごろまでは入場待ちや館内の混雑が予想される一方、夕方以降は比較的ゆっくりと鑑賞できる傾向にあるという。

このほか、研究員によるレクチャーと展覧会観覧を組み合わせた「研究員レクチャー付き観覧券」(3000円)も。10月28、29日、11月5、6日の4日間、それぞれ午前11時と午後2時から実施する。定員は各回180人。奈良国立博物館講堂で約30分間のレクチャーを聞いた後、正倉院展を自由に観覧できる。販売はローソンチケットのみ。
注目を集めそうなのが、展覧会オリジナルの限定色手ぬぐいが付いたチケットだ。価格は4310円で、一般観覧券1枚とオリジナル手ぬぐい1枚がセットになっている。手ぬぐいは、伝統技法「注染(ちゅうせん)」を受け継ぐ大阪・堺のブランド「注染手ぬぐい にじゆら」と正倉院展がコラボし、今年の正倉院展に出陳される宝物をあしらった特別デザインで、数量限定。
また会期中、正倉院宝物にちなんだオリジナルグッズも販売する。今年の注目宝物の一つ「紅牙撥鏤碁子(こうげばちるのきし)」などを色とりどりのガラスで表現した「正倉院ガラスピンブローチ」(6380円)、宝物のデザインが入った「正倉院展オリジナル注染手ぬぐい」(2310円)、古代、高貴な女性が肩から掛けていた「比礼(ひれ)」と呼ばれる織物に着想を得た「令和の比礼シリーズ(ストール)」(1万9800円)など。奈良国立博物館の学芸部が企画・開発した公式グッズも登場する。





