プロバスケットボール・Bリーグで、今シーズンからトップカテゴリー「Bプレミア」に挑む、神戸ストークス。このたび完成した新たなトレーニングルーム「葉田道場」では、バスケットボールに即した体力づくりを行うとともに、選手一人ひとりに合わせた強化ができるという。メディアに様子が公開された1日、コーチや選手がその特徴などを語った。
「(チームに所属する)13人には13通りのやり方があると思うんです」と、話すのは、神戸ストークスの寺地賢人ストレングス&コンディショニングコーチ。選手を、筋肉量やパフォーマンスを維持するタイプ、筋肉量を増やすタイプ、減量するタイプなどに分け、それぞれに合わせてトレーニングを組み立てているという。
以前は限られた機材の中で、選手全員が同じプランに取り組む場面もあった。新しいトレーニングルームでは同時に10人ほどがトレーニングでき、それぞれに異なるメニューを組むことが可能になった。
選手の状態を数値でも把握する。筋肉量や体脂肪率などを測定できる機器を導入し、変化を継続的に確認。練習や試合での負荷もデバイスで計測し、けがにつながる負荷になっていないかを見ながらコンディションを整える。
けがをした場合のリハビリ環境も充実させた。「けがをする前よりも強くなってコートに戻る。そして活躍する」。寺地コーチが新たな環境に込めたのは、そんな考え方だ。

実際にこの場所でトレーニングする木村圭吾選手は、以前との違いを実感している。「やれることもすごい増えましたし、できる種類も本当に広がった」。
これまでのトレーニングルームはスペースも限られ、使える機材も少なかった。新施設では鏡も増え、フォームを確認しながらトレーニングできる。「ライティングだったりとか、正直こういうのも、ウエイトには関係ないかもしれないですが、テンション上がったりします」。

さらに木村選手は、今回の施設が「バスケに特化」している点にも注目する。一般的なジムにはあまりない機材や、ジャンプなどバスケットボールの動きを意識した機材がそろう。
Bプレミアでは、これまで以上に大柄な選手と対峙する場面も増える。「自分より大きい選手と対戦することがほとんどだと思うので、その体のところでは絶対負けちゃいけない」と、木村選手。そのためにも「ウエイトは一番のけが予防」と位置づけ、「毎日欠かさず、何かしらやって、強い体を手に入れたい」と意気込みを述べた。
寺地コーチも、選手が新しい環境に触れることで「マインドが変わった」と手ごたえを口にした。
ゴールドジム担当者の監修も受け、実現に至った「葉田道場」。寺地コーチは「ストークスに対する思いも我々は常に考えながら、選手に向き合ってトレーニングを実施していくということが非常に重要。この先、結果で恩返しできるように日々鍛錬していければ」と語った。







