さらに、1970年大阪万博と2025年大阪・関西万博のグッズやユニフォーム、貴重な映像コンテンツなど盛りだくさんの内容となっている。




1970年大阪万博をめぐっては、大半のパビリオンが各地へ移築されたが、56年経った今、老朽化や風水害など、さまざまな理由でその多くが取り壊されている。
現存するのは、万博記念公園内では▼鉄鋼館(EXPO’70パビリオン)▼日本民藝館(大阪日本民芸館)、各地へ移設されたものとして▼ラオス館(長野県諏訪市・昭和寺)▼カンボジア館(神戸市北区・広陵町自治会館集会所)▼ミュンヘン市館(岡山県奈義町・陸上自衛隊日本原駐屯地の施設)▼サンヨー館(カナダ・バンクーバー ブリティッシュコロンビア大学図書館)の6館にすぎない(太陽の塔を除く)。


企画展を監修した大阪公立大学・橋爪紳也特別教授は、日本の建築史や都市計画などが専門。1970年大阪万博のレガシーを30年以上かけて調査したほか、2025年大阪・関西万博の誘致案策定にあたり中心的役割を担った。
橋爪教授は8月、『1970年大阪万博パビリオン 巡礼の旅』を発刊したばかり。この企画展とも連動しており、「万博は半年のイベントだが、10年後に歴史として語り継がれ、50年後には文化財などとしての評価対象(※)となる。しかし、本当のレガシーは建物ではなく人々の記憶。これは2025年万博にも言える。この先、記憶の継承を考えるべき」と話す。


EXPO’70パビリオンへの入場は、2025年万博の展示コーナーは無料、企画展のみ1200円、常設展込み1500円、中学生以下無料。(それぞれ、公園入園料が別途必要)。

※国重要文化財~「太陽の塔」岡本太郎がデザインした1970年大阪万博のシンボル。
※国登録記念物(名勝地)~万博記念公園内「日本庭園」平安時代から現代までの4つの造園様式を取り入れた
※国登録有形文化財(建造物)として、次の5つが2026年7月に登録の答申がなされた。
▼EXPO'70パビリオン(旧鉄鋼館)▼大阪日本民芸館▼万博記念公園 平和の鐘▼同 夢の池(イサム・ノグチ作の噴水群)▼大屋根モニュメント






