バスケットボール・Bリーグプレミア(Bプレミア)の神戸ストークスは26日、ホームのジーライオンアリーナ神戸で大阪エヴェッサと対戦し、69対79で敗れた。9シーズンぶりにトップカテゴリーへ復帰したストークスは、新生・Bプレミアの開幕戦を白星で飾ることができなかった。
8000人を超える観客が詰めかけた一戦。神戸は序盤から大阪の激しいディフェンスに苦しみ、第1クォーター(ピリオド)だけで一時は20点差以上のリードを許してしまう。
しかし、第1クォーター終了間際に小川麻斗選手がセンターライン付近からのロングブザービーターを決め、流れを引き寄せると、第2クォーターから反撃。木村圭吾選手のスリーポイント、ヨーリ・チャイルズ選手のダンクシュートなどで一気に29得点を挙げて点差を縮め、第3クォーター途中には一時3点差まで追い上げた。しかし、その後は再び突き放され、初戦を落とした。


試合後、川辺泰三ヘッドコーチは「Bプレミアの、大阪さんのディフェンスのインテンシティ(強度)に自分たちは圧倒された。ボールに対する執着みたいなところで負けた」と振り返った。神戸はこの試合で19のターンオーバーから大阪に20点を許していた。
共同キャプテンの寺園脩斗選手は、ターンオーバーに加えてリバウンドやルーズボールなど「自分たちが絶対に負けちゃいけない部分」で大阪に上回られたことを敗因に挙げた。
その一方で、8000人を超える観客の前でプレーできたことについては「僕ら選手は本当にありがたいと思ってますし、幸せなこと」とコメント。「ここは僕たちのホームで、絶対に勝ちを応援してくれる方々に見せなきゃいけない」と話し、次戦へ向けて「『これが神戸ストークスだ』と思われるようなバスケットを体現して、1点でも勝てるように、チームとして最善を尽くしていきたい」と意気込みを示した。

また、昨シーズン、長崎ヴェルカで日本一を経験した山口颯斗選手は、Bプレミアで戦ううえでの課題については「ゲームの入り」が重要だとし、「1クォーターでふがいない結果を見せてしまった」と反省。「ディフェンスの強度を上げることと、(やるべき)プレーを遂行すること。強度が高くなった時にまだできていない」と話した。

肝となる新加入の外国籍選手の活躍も明暗を分けた。大阪がセバスチャン・サイズ選手、ジェイムズ・パルマー・ジュニア選手の2人で57得点を挙げたのに対して、神戸はファーダウス・アイマク選手が17得点18リバウンドと孤軍奮闘も、NBA経験を持つ期待のジェイレン・マクダニエルズ選手は出場時間が6分にとどまり、アジア枠のルーカス・サレー選手(レバノン国籍)もほとんどプレータイムはなかった。
神戸は第3クォーター途中、今シーズンから適用されたオンザコートフリーのルール(外国籍選手3人と帰化・アジア特別枠1人の合計4人を同時に起用)も実践したが、機能せず、わずか13秒で切り上げた。

川辺HCは新加入選手について「まだ来て1か月半で、Bリーグのフィジカル、アジアの厳しいフィジカルのルールも分かってない中、どう戦っていくのかを模索していると思う。それはしっかり手助けしながら引っ張ってあげたい」と述べ、今後の活躍に期待を寄せた。
神戸ストークスは27日もジーライオンアリーナ神戸で大阪エヴェッサと対戦する。山口選手は「今日(26日)に来てくれた、そして、明日(27日に)来てくれるファン・ブースターのためにも絶対勝ちたい」と勝利を誓った。試合開始は午後1時5分。





