姫路城だけじゃない!「銀の馬車道」や砥峰高原、妖怪など豊富な観光資源〜中播磨県民センター長

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 兵庫県・中播磨県民センターの井野健三郎センター長が、このほど、ラジオ関西の生放送に出演し、世界遺産・姫路城だけではない中播磨地域の魅力や、観光周遊促進への取り組みについて語った。

兵庫県中播磨地域の魅力について語る、中播磨県民センター・井野健三郎センター長(ラジオ関西スタジオにて)
兵庫県中播磨地域の魅力について語る、中播磨県民センター・井野健三郎センター長(ラジオ関西スタジオにて)

 中播磨県民センターは、中核市である姫路市と、神崎郡の神河町・市川町・福崎町の1市3町を所管する兵庫県の出先機関。南には播磨灘が広がり、沖合には家島諸島が浮かぶ。広い播磨平野には都市部と農村部が共存し、北には雪彦山や笠形山などの山々がそびえる。井野センター長は「海あり山あり都市部あり、多彩な魅力がぎゅっと詰まった地域」と表現した。

 交通の面では、東西を中国自動車道・山陽自動車道が、南北を播但連絡道路が結び、鉄道はJR山陽新幹線・山陽本線・播但線が接続。姫路港もあり、物流や旅客の結節点として、アクセスの良さが自慢。沿岸部に鉄鋼・化学関連工場や発電所が立地する播磨臨海工業地域、内陸部には製造業が集積する工業団地があり「県内の他の地域と比べて第二次産業の割合が高い」という。

 観光面では、世界遺産・姫路城が多くの観光客を魅了し、昨年度(2025年度)は156万人が訪れた。しかし「姫路城や姫路駅周辺だけを観光して次の目的地に移動してしまうケースが多い」という。そこで、姫路城+1(プラスワン)と銘打って、中播磨地域を周遊してもらう施策を展開している。

世界遺産・国宝「姫路城」桜の季節も多くの人を魅了する(画像提供:中播磨県民センター)
世界遺産・国宝「姫路城」桜の季節も多くの人を魅了する(画像提供:中播磨県民センター)

 その柱となるのが、神河町・市川町・福崎町・姫路市を南北に貫く『銀の馬車道』。明治時代に飾磨津(現在の姫路港)と生野鉱山(朝来市)を結ぶ馬車専用道路として作られた約49kmの道で、日本初の高速産業道路とされる。2026年は、明治9(1876)年の完成からちょうど150周年の節目にあたる。

姫路市と生野鉱山(朝来市)を結ぶ「銀の馬車道」を再現した様子(画像提供:中播磨県民センター)
姫路と生野鉱山(朝来市)を結ぶ「銀の馬車道」を再現した様子(画像提供:中播磨県民センター)

 この他、映画のロケ地としても知られる砥峰高原や、日本民俗学の創始者・柳田國男が生まれた福崎町の「妖怪や河童を生かしたまちおこし」などを紹介。さらに、市川町は国産ゴルフアイアンヘッド発祥の地で、町内には約20社のゴルフ関連業者があり、製造過程を見学できる企業もあるという。

兵庫県神河町の砥峰高原 秋には一面のススキが美しい(画像提供:中播磨県民センター)
兵庫県神河町の砥峰高原 秋には一面のススキが美しい(画像提供:中播磨県民センター)
民俗学者・柳田國男の生誕地、福崎町では、町内のあちらこちらで妖怪に出会える(画像提供:中播磨県民センター)
民俗学者・柳田國男の生誕地、福崎町では、町内のあちらこちらで妖怪に出会える(画像提供:中播磨県民センター)

 中播磨地域は、海の幸や農産物など特産品が豊富。井野センター長は次のように紹介した。

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