女子バレーボールのトップカテゴリー、Vリーグ1部(V1)のヴィクトリーナ姫路応援番組『いいな117ヴィクトリーナ』(ラジオ関西)。8月17日放送回では、来たる2020-21シーズンの試合スケジュールや、漫画「ハイキュー!!」とコラボしたVリーグのスペシャルマッチの話題がオンエアされた。
現時点で予定通り開催に向けて準備が進められている、2020-21シーズンのVリーグ。10月17日に開幕するV1リーグ女子で、ヴィクトリーナ姫路の初戦は、日立リヴァーレ戦(茨城県水戸市・アダストリアみとアリーナ)。また、ヴィクトリーナ・ウインク体育館(姫路市)でのホームゲームは10月31日を皮切りに、計8試合が組まれている。
チームは、リーグ開催2か月前ということもあり、放送日である8月17日からシーズンに向けてのトレーニング集中期間に入っている。竹下佳江氏からバトンを託された中谷宏大新監督のもと、新キャプテンの貞包里穂を中心に、若きヴィクトリーナが目指すはベスト4。V1で1年目の昨シーズンは最下位と苦渋をなめただけに、2年目を迎える新シーズンでの上位進出に期待がかかる。そして、新型コロナウイルスの影響が続くも、観客を入れて無事にリーグが開催されることを願うばかりだ。
一方、8月16日には、高校バレーボールを題材にした人気漫画「ハイキュー!!」とVリーグがコラボしたスペシャルマッチが行われ、ライブ配信された。今回のスペシャルマッチでは、V1リーグ男子10チームの中から選抜された選手がスペシャルチームを結成。『ハイキュー!!』に登場するチーム、「シュヴァイデンアドラーズ」と「MSBYブラックジャッカル」のユニフォームを着用し、漫画の舞台である宮城県仙台市で試合が開催された。アニメでキャラクターを演じた声優の村瀬歩さんや石川界人さん、元バレーボール日本代表の大林素子さんがゲスト出演。この試合の様子はVリーグTVで9月15日まで視聴できる。
ヴィクトリーナ姫路の元選手で、番組パーソナリティーを務める菅原未来(現クラブスタッフ)も、「ハイキュー!!」の大ファンのひとり。「同じポジション(セッター)の影山が大好き」という菅原は、「アニメもリアルに再現されていて、共感するところがたくさんある。一番頑張っていて、一番苦しかった時期でもある大学1年生の頃に(「ハイキュー!!」の)アニメが始まり、そのときの主題歌をモチベーションソングにして、泣きながら自主練していたのを思い出す」と、なつかしんだ。