昨年のM-1グランプリファイナリストの漫才コンビ・からし蓮根が、自身の冠番組『さしよりからし蓮根』(ラジオ関西 金曜午後10時~)で、今年のM-1に向けた思いを語った。
同番組では8月28日と9月4日の2週にわたって、『夏のビーチで100の質問に答えるぞスペシャル』と題した、リスナーからの質問に本音で答える特別企画を行っており、その中で「昨年のM-1の敗因は?」という質問に対し、伊織は「東京に行きたくないという気持ちが強かった」という驚きの理由を明らかにした。
相方の青空によると、昨年のM-1決勝進出時に取材を受けた青空が「優勝したら東京に進出するしかないと思っています」と宣言する一方、その決心がついていなかった伊織は、「まだ大阪で……」と不安な表情を浮かべていたという。
当時の心境について伊織は「東京が怖かった。優勝して東京に行っても5年で終わってしまう気がしていた」と振り返り、今年のM-1については「もう大丈夫。だいぶ吹っ切れた」と東京進出への前向きな態度を示した。
また一方で相方の青空は、「今年のM-1でアイツら行きそうだな〜と思うコンビは?」という質問に対し、「男女コンビが少ない事」や「単純に勢いがあって面白い」という理由から、太田プロダクションのコンビ『納言』の名前を挙げ、注目していることを明かす。
番組の最後には「(今年のM-1で)優勝するぞ!」と海に向かって叫んだ青空と、「10年後は東京にいる」という明確な目標を掲げた伊織。ふたりの熱い挑戦が、今年も始まる。