「ステイホーム」が新しい生活スタイルとして取り入れられる中、現役海上保安官の実演で「船飯」のレシピを知ってもらおうと制作した「明日への活力、みなぎる元気!! 海保の元気飯」のYouTube動画が公開されている。
YouTube動画の企画・制作は神戸を拠点とする第5管区海上保安本部の総務課の1セクション、広報・地域連携室の若手職員と保安官。管轄区域は主に太平洋に面した近畿・四国の7府県(兵庫・大阪・奈良・和歌山・滋賀・徳島・高知)。巡視船など47隻、航空機は5機、 職員約1100人でこれらの広い海域を守っている。
これまで SNS での発信を目的とした動画作成を行ったことがないメンバーが撮影から編集までを担当。短い動画の中で、一般の方々に伝わりやすいよう、また最後まで飽きずに視聴してもらえるよう、カメラワーク、構成、編集に苦労した。 編集を担当したメンバーは、これまであまりYoutubeとの接触機会もなく、これを機会にSNSの動画や編集技術について一から学んだという。
今回登場するのは、和歌山海上保安部の大型巡視船「きい(紀伊)」に乗り込む入庁36年目のベテラン、 槌屋 晶子(つちや あきこ)主計士が作る『愛情いっぱい!スペシャルBIGハンバーグ~』。
「きい」には海の機動隊である「特別警備隊」が乗船し、海上デモや海上テロの脅威から日本の海を守る。 2019年のG20大阪サミットでも海上警備の中核として活躍した。槌屋さんが腕によりをかけた焼きたてハンバーグからあふれ出す肉汁は、隊員たちをとりこにする絶品だという。