今秋に神戸国際展示場で行われた『国際フロンティア産業メッセ2020』。その西日本最大級の産業総合展示会と同時開催されたのが、「こうべしんきんビジネスメッセ2020」だ。今回、ブース出展社のなかから、植物・インテリア雑貨を取り扱うフランクリンズ(本店:神戸市中央区御幸通)店長兼デザイナーの佐藤彩さんに同社の取り組みを聞いた。
ドライフラワー専門店のフランクリンズ。同社は市場から直送された一番きれいな状態の花をドライフラワーに加工。豊富な種類を取りそろえる。今の時期では『パンパスグラス』という、すすきのようなドライフラワーが人気で、見た目が白っぽく結婚式などにも使われるそうだ。
またドライフラワーには向き、不向きの花もあるというが、試行錯誤を重ねている佐藤さん。「最初は(ドライフラワーの)発色が良いんですが、だんだんと色が落ちていくるんですね。でも、その過程が良いと思ってもらえれば」と、生の花とは違う味のあるドライフラワーの楽しみ方を教えてくれた。
現在、神戸国際会館の地下2階に店舗を構えるフランクリンズ。主に若者向けにドライフラワーの認知をあげるべく、インスタグラムなどSNSも活用。クリスマスに向けてはワークショップを開催する予定もある。佐藤さんは「一緒に皆さんで作る機会が増えれば」と語っていた。
※ラジオ関西『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2020年11月10日放送回より
『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2020年11月10日放送回 音声