尼崎市の住宅に銃弾が撃ち込まれた事件で、この住宅が特定抗争指定暴力団・六代目山口組系直系組織の関係先とみられることが捜査関係者への取材でわかった。
尼崎市では3日にも、 特定抗争指定暴力団 ・神戸山口組直系組長と幹部が拳銃で撃たれ重傷を負う事件が発生したばかり。その後、実行犯とみられる特定抗争指定暴力団・六代目山口組系組員2人が殺人未遂容疑で兵庫県警に逮捕されており、 兵庫県警は、対立する「2つの山口組」による抗争で、報復した可能性もあるとみて建造物損壊容疑で逃げた人物の行方を追っている。
兵庫県警によると、住宅のドアに貫通したとみられる弾痕1つ、外壁に2つ、計3か所の弾痕が見つかった。発生時は住人の男女2人がいたがけがはなかった。現場は阪急電鉄武庫之荘駅の南西約700メートルの住宅街。