兵庫但馬が誇る香住鶴(かすみつる)。創業1725年の歴史ある酒蔵として、地元の良質な酒米を使い、伝統的な製造法で丹念につくられたその味わいは、今なお多くの人を魅了し続けている。新酒の完成をまだかまだかと待ち望んでいたファンも多いだろう。
このほど、ついに待望の新酒「しぼりたて山廃生酒」が発売となった。
できたてホヤホヤの新鮮な新酒。日本酒好きにはもうたまらない! みずみずしくフレッシュでフルーティ、芳醇な甘さの中に、辛さが調和する見事な味わいだ。アルコール度数は18度。冷酒かオンザロックで、香美町の冬の味覚「カニ」と合わせて味わいたい。数あるカニ料理の中でもおすすめは「カニ刺し」。カニの甘味と酒の甘味が調和し、相乗効果でよりおいしく感じられるのだ。
この新酒「しぼりたて山廃生酒」が楽しめるのは来年の2月下旬まで。
取材時、新酒のほか人気の3種類を試飲させてもらった。やはり、それぞれ特徴が異なり、味も香りも、まったくの別物である。まちがいなく、どれも、美味い。
香住鶴10代目の専務取締役、福本和広さんは、「生酛、山廃で作ることによって、味のしっかりした奥行きのある味わいになっています。お米の出来や、毎年様々条件もかわりますが、お客さんの期待を裏切らないようにと、一生懸命励んでいます」とコメント。
職人が丁寧に丁寧に仕上げた、兵庫但馬の銘酒・香住鶴の日本酒。この冬、この地で、新鮮な魚介類とともに楽しみたい。
香住鶴 ホームページ
https://www.fukuchiya.co.jp/