今秋に神戸国際展示場で行われた『国際フロンティア産業メッセ2020』。その西日本最大級の産業総合展示会と同時開催されたのが、「こうべしんきん ビジネスメッセ 2020」だ。今回、ブース出展社のなかから、株式会社KMS(本店:兵庫県小野市下来住町)取締役工場長の岡本直樹さんに同社の取り組みを聞いた。
レーザー加工や板金加工から薄物の加工を主に行っているKMS。0.01ミリといった超薄版加工を得意としており、他社から断られるような依頼であっても請け負い、お客様の要望に応えているそう。1年前に起業したばかりで「大きな会社に負けないような技術を持ったメンバーが集まって発起しました」と岡本さんは語る。
今回の出展にあたって「仕事の方が忙しくて(準備が)間に合わなかったので、急遽みんなで意見を出し合って出させていただいた(苦笑)」(岡本さん)というが、出展ブースではコロナ対策用に作った金属加工物を展示。「こういうコロナの大変な時期に業者さんが直接手で触れないという状況が多々あるもので、そういうオープナーというような形で、これを指の代わりにしてコロナ対策でご協力をできればと思い作りました」。模索し続ける同社だが、金属加工でできないことはないというところを目指したいと、さらなる飛躍を誓っていた。
※ラジオ関西『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2020年12月8日放送回より
◆『こうべしんきん三上公也の企業訪問』アーカイブ記事
https://jocr.jp/raditopi/tag/mikami-company-visit/
◆『こうべしんきん三上公也の企業訪問』番組ブログ
https://jocr.jp/houmon/
『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2020年12月8日放送回 音声