岡山県真庭市は、古くから醸造業が盛んで、今も酒造りをはじめ、こだわりの発酵食文化が受け継がれている。今回は、美作ビアワークスのクラフトビールを紹介しよう。
美作ビアワークスは、オーナーが学生時代にクラフトビールに興味を持ち、多くの人にクラフトビールの魅力を伝えたいという思いで、2018年に立ち上げた醸造所(ブルワリー)だ。
ここでは、クラフトビールの副原料に地元の茶葉・米・蜂蜜・酒粕・コーヒー豆などを取り入れた、ユニークなものも取り揃えられている。また、季節に応じた限定品では、山椒の実、桃・ぶどう・リンゴ、柑橘・カカオなどを使ったものもある。
なかでもイチオシは、純米大吟醸酒粕を使用した「酒粕スペシャルエール」。ハイアルコール商品で、個性のあるクラフトビールだが、ファンも多く、また出荷後の熟成変化も楽しめる。こちらは、真庭市の発酵食を扱う会社などで構成されているグループ「まにわ発酵's」のメンバーとのコラボで生まれたもの。
美作ビアワークスのクラフトビール、飲み比べが楽しそうだ。
※ラジオ関⻄ 2021年1⽉20⽇放送回「ひょうご・おかやまケンザカE︕(28)」より
◆美作ビアワークス
電話:0867-44-1535
https://mimasakabeerworks.com/