捜査スタイルは、破天荒。しかし、実際の現場では、経験に裏打ちされた緻密な作戦があった……。
様々な事件を解決に導いた、元兵庫県警刑事の飛松五男さん。その約40年間にわたる警察官、刑事としての人生の足跡を記録した559冊ものメモ帳を整理し、“刑事”だけでなく“人間”としての処世訓、仕事術を、このたび55の人生語録に収録した書籍を上梓。「元刑事・飛松五男 人生語録55 修羅場を乗り切る仕事術 汗のあと」(ヴァンタス編集部)が、2月25日より、ネット通販大手の「Amazon(アマゾン)」限定で発売されている。
「決して、順風満帆ではなかったからこそ得られた経験であり、体験した人生。独りよがりで身勝手な55項の人生語録ですが、読者の皆様にとって日常生活の喜怒哀楽や人生の壁にぶつかったときに、何かのヒントになれば幸甚です」と、飛松さんはこの本のあとがきに思いを記している。
姫路市在住の飛松さんは、1944年に鹿児島県阿久根市で生まれた。高校卒業後、集団就職で大阪の自動車ディーラーでつとめるも1年余りで退職。1964年兵庫県警に入り、播磨署の警ら課に配属されると、所轄刑事を経てすぐに、兵庫県警察本部捜査第一課強行犯刑事となる。さらに、同部機動捜査隊、姫路署刑事、県警本部交通部交通指導課などを経て、2005年、60歳で警部補として定年退職。この間、警察庁長官賞6回、兵庫県警本部長賞26回を受賞。2020年6月には「姫路ふるさと大使」に任命されている。
今回の本は、警察社会で、生々しい人間同士のぶつかり合いの中を生きてきた飛松さんの半生を通じて、現代社会の問題解決につながるヒントがみつかる人生語録。より豊かに幸せな人間関係に必要な語録も満載で、老若男女の幅広い方々にもおすすめの一冊。ビジネス戦士へ向けた自己啓発本としても注目だ。
【Amazon.co.jp】「元刑事・飛松五男 人生語録55 修羅場を乗り切る仕事術 汗のあと」著:飛松五男(ヴァンタス編集部)