長野県のほぼ中央部に位置する、安曇野市。鉄道利用なら、東京から約3時間半、名古屋から約2時間半という立地にある。これまで関西からのアクセスは乗り換えなどで不便を強いられてきたが、神戸空港と信州まつもと空港をFDA(フジ・ドリーム・エアラインズ)の飛行機が約1時間の空旅で結んだことにより、以前よりも関西との距離が近づいたといえよう。
その安曇野市の絶景スポットといえば、標高3,000メートル級の山々が連なる、北アルプスだ。もちろん、本格的な登山を楽しむこともでき、「常念岳 一ノ沢登山口」「蝶ヶ岳 三股登山口」「燕岳 中房登山口」という登山口から、目的などに合わせて挑戦も可能(※)。安曇野エリアには、気軽な山歩き・トレッキングを体験できるコースも備えられているので、こちらもホームページなどでチェックして、足を運びたい。山の情報は、安曇野市観光交流促進課公式SNS(「安曇野市山岳サポーターズ」)で発信されているので、出かける前に情報収集できるのもうれしい。
(※一ノ沢登山口・三股登山口・燕岳登山口への林道・県道は、通常12月上旬頃から4月下旬頃まで、冬季は通行止め。また、大雨の時なども通行止め)
自然豊かな安曇野市では、登山以外でも、サイクリング、カヌー、トレッキング、キャンプなど、3密を回避したアウトドアも楽しめる。4月中旬には、気軽に行ける光城山(ひかるじょうやま)の桜が見頃となるよう。麓から山頂まで、約2,000本の桜がある。
北アルプスからの雪解け水が伏流水となって、安曇野のわさび田で湧き出す水も見逃せない。環境省から「名水百選」に認定されている安曇野の湧水は、真夏でも水温が15℃を超えず。清らかで涼しげな湧水の風情も魅力の一つだ。
そして、この湧水でじっくりと育つワサビが美味。ワサビ生産量が全国1位の長野県の中で、9割を占めるのが安曇野産。日本一の栽培面積を誇る「大王わさび農場」をはじめ、市内のわさび店で入手できる。
絶景の北アルプス、自然のなかで存分に楽しめるアクティビティ、「名水百選」認定の湧水、生産量随一のワサビ……、安曇野には、まだまだ知りたい魅力がいっぱいある。
※ラジオ関⻄『週明けクマチャンネル!』 2021年3⽉12⽇放送回「ニッポンええとこ宣伝隊 in 信州」より
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