先日、Yahoo!ユーザーが選ぶ「2021年最もハネそうな芸人」1位に選ばれた「からし蓮根」の青空が、28日、自身の冠番組『さしよりからし蓮根』(ラジオ関西)で、吉本興業に所属するうえで避けられない“洗礼"を受けていたことを明らかにした。
事件は、新宿から「よしもと幕張イオンモール劇場」へ向かう送迎バスで起きた。
バスは片側が一人掛け、通路を挟んで反対側が二人掛けの席になっており、青空は何気なく二人掛けの席に座った。
車内でバスの出発を待っていると、先輩芸人である「パンクブーブー」の黒瀬純が乗り込んで来て、ほぼ満席となった車内を見渡し「今日は人多いな」と一言。
その言葉に反応したのは、青空の後ろの二人掛け席に座っていた「トレンディエンジェル」たかしと、バイク川崎バイク。2人がサッと立ち上がって「退きましょうか」と声を上げたが、黒瀬は優しく断り、別の席に着いた。
劇場に到着し、青空がバスから下りると、バイク川崎バイクに呼び止められ、「なんであの二人掛け席に座ったん?」と一言。青空はそこで初めて自分が犯した重大なミスに気がついた。
というのも、吉本は上下関係が厳しく、先輩がゆったりとした広い席に着けるよう、後輩たちが配慮するのは至極当然のこと。
先輩である黒瀬への配慮が欠けていた青空に対し、バイク川崎バイクは同じようなミスを犯したことで起きた大惨事を教えてくれたそうだ。
先輩との関係性を改めて学んだ青空は「もう二度と二人掛け席には座らない」と誓ったのだった。