今期限りで退任する井戸敏三知事(75)の任期満了に伴い、7月18日に投開票される兵庫県知事選挙で、元兵庫県議の金田峰生氏(55)が15日、無所属での立候補を表明した。共産党の国会議員団兵庫事務所長や県常任委員を務めており、同党の推薦を受ける。
金田氏は神戸市長田区出身の55歳。兵庫県保険医協会事務局を経て、1999年から県議を1期務めた。2005年の兵庫県知事選にも出馬したが落選しており、16年ぶり2回目の挑戦となる。
今回の県知事選を巡っては、前・兵庫県副知事の金沢和夫氏(64)、前・大阪府財政課長の斎藤元彦氏(43)、元・加西市長の中川暢三(ちょうぞう)氏(65)の3人が立候補を表明している。