宝塚市長選挙(4月11日投開票)で初当選した山崎晴恵・新市長が、19日初登庁した。
山崎市長は早速、庁舎内の各部署をまわり、「職員と話をする中で一緒に頑張ろうと改めて決意した」と身を引き締めた。そして就任会見で「中川・前市長の良い所は継承し、変えるべきところは変えていく」と意気込みを述べた。
また公約に掲げた外部の専門家も関わる教育現場での組織づくりについては、「スクールカウンセラーなどを配置することで、問題が大きくなる前にその芽を摘みたい。まずは実態を調査する」と述べた。また「子育て世代が安心でき、良いと思ってもらえる政策を積極的に進めたい」と話した。
中川・前市長の後継としてどのように独自色を出していくかを問われた山崎市長は「前職(弁護士)で培った経験と判断でデータに基づく分析をしていく。中川さんは気持ち優しく温かい人なので、ここが違う点かも知れない」と話した。中川・前市長からは「決して楽ではなく、苦しい状況が待っていると思うが、あなたはあなたらしく」という言葉をもらったという。