兵庫県と神戸市は22日、4月5日から4月11日までの1週間に確認された県内の新規感染者1892人のうち、25%にあたる482人分の検体を検査したとろ、9割以上が変異ウイルスだったと発表した。大半は英国型だという。県の担当者は、「急激に増加している。感染の中心は、ほとんどが変異ウイルスだ」と断定した。
特に神戸市では、全体の45.5%にあたる337件を検査したところ、過去最高の91.1%が変異ウイルスに感染していた。同市では、市内医療機関の協力で、陽性検体を神戸市健康科学研究所で集め、独自のゲノム解析を行う。直近では、全陽性患者の約5~6割にあたる検体を研究所に集約しているという。