夢の舞台が実在したなら? 芦屋でショーの世界を実店舗化するプロジェクトが進行中 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

夢の舞台が実在したなら? 芦屋でショーの世界を実店舗化するプロジェクトが進行中

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 華やかなショーの世界を実店舗にするプロジェクトが、兵庫県芦屋市のアーティストを中心に進められている。その意図や「今できること」に取り組む熱意が多くの人の賛同を得て、クラウドファンディングの支援者が増え続けている。

“自然食”を届けるデリカテッセンの実現を目指して(画像提供:ROJOART)

 発起人は芦屋市在住のアーティスト・REMAH(レマ)さん。音楽活動と並行して、架空のレストランでの一夜を描いたエンターテインメントショー「MAIN DISH」を10年以上にわたり主催している。

REMAHさん(画像提供:ROJOART)
芦屋にオープン予定のデリカテッセン。モチーフはこのショー!「MAIN DISH SHOW」(2013年4月12日、東京キネマ倶楽部にて)

 プロジェクトのきっかけは、出産と育児を経て、孤独、介護・育児疲れ、生活・教育格差など身近な社会問題への意識が高まったことだそう。そして「コミュニティの希薄化」解消に地域から働きかけたいと願って思い至ったのが、人と人を結ぶ場になる店、“自然食”のデリカテッセン(軽食や持ち帰り用惣菜を販売する店)だった。

 店の名前は「MAINDISH DELICATESSEN」。センスあふれる「MAIN DISH」の世界を再現する。オーガニック食材や世界各地の惣菜をはじめとした “自然食”を扱い、地域の人へのデリバリーをアーティストが担当。実施する事業とアーティストの連携も予定していて、コロナ禍で表現の場を失ったアーティストたちに、定期的な活動や地域交流の機会を「雇用」という形で提供するのも趣旨の一つだ。

 「MAINDISH DELICATESSEN」ロゴ(画像提供:ROJOART)
「MAINDISH DELICATESSEN」イメージ(画像提供:ROJOART)
「MAINDISH DELICATESSEN」イメージ(画像提供:ROJOART)

 プロジェクトは多くの共感を呼び、4月13日にスタートしたクラウドファンディングは開始から1時間半で目標金額に到達。達成率は2週間で450パーセントを超えた。「ビリーズブートキャンプ」のビリー・ブランクスさん・ともこさん夫妻からの応援もあり、2人のメッセージがプロジェクトページで公開されている。


【クラウドファンディング「日本中に自然食を届けたい!アーティスト達がデリバリーするデリカッセン!」】

【REMAHさん公式サイト】

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