兵庫県教育委員会は7日、県立の中学校、高校の部活動について、緊急事態宣言延長後の5月12日～31日までの対応を決め、各市町の教育委員会に通知した。宣言の発令後は原則休止を求めてきたが、平日のうち4日間（1日2時間以内）で校内での活動に限り一律に容認する。兵庫県の井戸敏三知事は、「（大会のある）運動部はまだいいが、文化部には全国大会や、ブロック大会が現実的に何もない。閉塞感にさいなまれ、うっ積している生徒への緊急対策だ」と説明した。
引き続き、全国大会や国体、それにともなう県予選への参加はできる。それに向けた練習は、学校やその周辺に場所を限定して、大会初日の3週間前から認め、1週間のうち平日は4日間で1日2時間以内、土曜・日曜はどちらか1日で3時間以内とするよう求める。上記に当てはまらない場合は土日は原則休止とし、引き続き、合宿や宿泊を伴う活動は実施しないよう要請する。
