三木谷会長、契約延長のイニエスタを絶賛「レアルサポーターが拍手する意味がわかった」 J1神戸 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

三木谷会長、契約延長のイニエスタを絶賛「レアルサポーターが拍手する意味がわかった」 J1神戸

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 サッカー・J1のヴィッセル神戸は、11日、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ選手(37)と新たに2年契約を結んだことを発表した。東京都内で行われた会見でイニエスタ選手とともに出席した、楽天グループ株式会社代表取締役会長兼社長で、ヴィッセルを運営する楽天ヴィッセル神戸株式会社代表取締役会長の三木谷浩史氏は、「イニエスタ選手に、本当に敬意を表したい」と感謝を述べた。

三木谷浩史氏(左)とアンドレス・イニエスタ選手(右)(©VISSEL KOBE)

 三木谷氏は冒頭のあいさつのなかで、「本日、ヴィッセル神戸とイニエスタ選手は、新たに2年間の契約延長に合意しましたことを、ここに発表させていただきたい」と述べると、「この発表は、単なる2年間の契約延長ということ以上に、ヴィッセル神戸がアジアのナンバー1クラブになっていくというプロジェクトに、イニエスタ選手が継続的に参加をし、引っ張っていくという意味合いがある」と、これまでの3年間で培った“イニエスタプロジェクト”を引き続き推し進めることを強調。

 そして、コロナ禍で、ヴィッセルだけでなく、Jクラブの経済状況が厳しくなる状況でも、「本当にイニエスタらしいなと思うのは、経済面においても、かなり歩み寄りをしていただいたということで、本当に感謝しております」と、今回の契約延長にはイニエスタ選手の配慮もあったことを明かした。

「世界ナンバーワンのテクニック、そして、サッカー頭脳(を持っているが)、(それは)予想をはるかに上回るものだった」と、イニエスタ選手のプレーにぞっこんの三木谷会長だが、「それ以上に、利他の精神というか、チームをおもいやることや、チームだけではなく周囲の人であったり社会の人であったり、そういうものへのおもいやり(がある選手)。“エル・クラシコ”でレアル(マドリード)サポーターがスタンディングオベーションをするのはアンドレスだけだと思いますが、その意味が本当によくわかるなと思います」と、その真摯で誠実なキャラクターを絶賛する。

「これからヴィッセル神戸、そして、Jリーグで、ますます活躍し、リードしてくれると思いますし、彼のプレーを見たいとか、彼の哲学、そして、取り組む姿勢というものが、サッカーをやっている若者だけでなく、日本全体に本当に大きな影響を与えてくれるのではないかと思います」と、サッカー界のレジェンド、イニエスタ選手へ、ますますの期待をかける、三木谷会長。「おそらくヴィッセル神戸で、選手の集大成(になる)ということ、ヴィッセルに対するコミットという大きな決断をしてくれましたアンドレス・イニエスタ選手に、本当に敬意を表したい」と感謝を惜しまず、そのうえで、「チームがアジアナンバー1に成長していくことを誓っていく」と、決意を述べていた。

三木谷浩史氏(左)とアンドレス・イニエスタ選手(右)(©VISSEL KOBE)

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