100人以上の違反判明、兵庫県職員・教職員の会食調査 最大で12人規模 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

100人以上の違反判明、兵庫県職員・教職員の会食調査 最大で12人規模

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 兵庫県は13日、2度目の緊急事態宣言が解除された3月1日から、3度目の緊急事態宣言が発令される前日の4月24日までの55日間の職員の会食調査を行い、その結果を公表した。県立学校の教職員を含む約18,800人を対象に聞き取りをし、職員同士による5人以上の単位の会食や、時短営業を要請している地域で、以降の会食をしていなかったか調べた。その結果、104人が5人以上の単位で会食をしていたことが判明。要請時間を超えた会食をしていた職員はいなかったという。

職員が呼びかけに違反した会食を陳謝する県の担当者ら(13日午後 兵庫県庁)
職員が呼びかけに違反した会食を陳謝する県の担当者ら(13日午後 兵庫県庁)

 兵庫県は県民に対し、5人以上で会食をする場合はアクリル板などで4人以下に分割することなどを呼び掛けている。違反のあった会食は、ほとんどが年度末における歓送迎会や懇親会で、最多で12人が参加していた。井戸敏三知事は、「県民に対し多人数での会食の自粛をお願いしている中、職員が呼びかけに反した会食を行っていたことは誠に遺憾で、お詫び申し上げる」とコメントした。当該職員の処分について、県の担当者は「今後、詳細を確認の上で検討する」と述べた。

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