宝塚歌劇団花組の聖乃あすか、5月17日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西)で、5月10日千秋楽を迎えた宝塚大劇場公演『アウグストゥス-尊厳ある者-』『Cool Beast!!』について、役作りの苦労や千秋楽で感じた思いなどを語った。
無観客でのライブ配信となった千秋楽について聖乃は「ご挨拶で柚香(光)さんが言っていたように、拍手が聞こえるような気がした。公演後も知り合いや同期生が連絡をくれて、皆さんが本当に応援してくれているのがうれしかった」とコメント。
本公演で退団する先輩、瀬戸かずやの「以前の『はいからさんが通る』の公演では、お客様がいない状態で何度も舞台稽古をして悔しかったけど、あの経験が無駄ではなかった。今回はたくさんのお客様が見てくださっているのを感じられた」との言葉に胸が熱くなったと明かし、「なかなかできない経験。お客様やスタッフさんのありたがみを改めて感じた」と感謝の気持ちを表した。
お芝居で聖乃が演じたのは、柚香が演じる主役オクタヴィウスの補佐、マエケナス役。演出家から「人と違う目線で物事を見れるところを出してほしい」と言われ、試行錯誤しながら役と向き合ってきたと話した。
また、ショーでは良いパフォーマンスをするため、公演前に腿あげとジャンプをし、一度踊ってから舞台に立っているというストイックなエピソードも披露した。
なお、花組東京宝塚劇場公演は5月28日に開幕予定。
ラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』
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