新型コロナウイルスの対応に追われる医療機関を支援しようと、JA共済連兵庫は10日、兵庫県に「ひょうご新型コロナウイルス対策支援基金」として約270万円を寄付した。
神戸市中央区の農業会館で行われた贈呈式で、JA共済連兵庫運営委員会の福本博之会長は、「このたびの寄付を兵庫県内の医療機関・医療従事者の支えとして役立てていただき、1日でも早く、安心して過ごせる日が訪れることを願います」と述べ、寄付金271万1200円を寄贈。この寄付金はJA共済連兵庫が、今年3月から県内に14あるJAとともに、JA共済の契約件数に応じて1件100円を寄付する活動を展開して集めたものだという。
目録を受け取った兵庫県農政環境部の寺尾俊弘部長は「深く感謝を申し上げる。先の見通せない状況ではあるが、コロナの対策・収束に向かってさらに取り組みを進めていきたい」と述べ、知事感謝状を贈った。
JA共済連兵庫ではこうした活動を8月末まで継続するとしている。